20キロ引きずり死亡で運転手に猶予判決 水戸地裁(産経新聞)

 常磐道で平成20年12月、大型トラックを走行車線に停車中、中型トラックに追突され、そのまま約20キロ引きずって運転手を死亡させたとして、自動車運転過失致死罪などに問われた大型トラックの運転手、高橋重義被告(60)=山形県天童市=の判決公判が29日、水戸地裁であった。河村潤治裁判長は「注意義務を怠るなど過失は小さくない」として禁固2年、執行猶予3年(求刑懲役3年6月)の判決を言い渡した。道交法違反(ひき逃げ)については無罪とした。

 判決理由で河村裁判長は、自動車運転過失致死罪について「被告に注意義務違反がなければ結果は発生していない」と指摘した一方、道交法違反については「被告は追突の衝撃を荷崩れと判断し、事故を認識していたとは認められない」とした。

 検察側は論告で「サイドミラーで被害車両を確認し、事故を認識していた」と主張していた。弁護側は「無呼吸症候群の影響で十分な覚醒(かくせい)状態になかった」として無罪を求めていた。

 判決によると、高橋被告は平成20年12月3日午前5時ごろ、茨城県笠間市の常磐道で、路肩があるにもかかわらず走行車線に大型トラックを停車して仮眠。追突した中型トラックをそのまま約20キロ引きずって炎上させ、宮城県柴田町の運転手、桜井康宏さん=当時(29)=を死亡させた。

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岡田外相、ミャンマー軍事政権に遺憾表明(産経新聞)

 日本政府は26日、ミャンマー軍事政権が今年中に予定する総選挙で自宅軟禁中の民主化指導者アウン・サン・スー・チーさんを禁固刑受刑者と同様の扱いで立候補資格を与えない選挙法を立法したことを確認、岡田克也外相は同日、駐日ミャンマー大使を外務省に呼んで遺憾の意を表明した。岡田外相は「こうした選挙は国際社会で認められない」と伝え、軍事政権に選挙に関しての再考を求めた。

 日本は日・ミャンマー首脳会談などで開かれた選挙など民主化に見合う大型経済支援を表明しているが、岡田氏はこの日の記者会見で、「今の状況ではそうはならない、と大使に申し上げた」と経済支援の見合わせを明言した。

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<障害者雇用>法定雇用率を大幅に下回った7社を公表(毎日新聞)

 厚生労働省は26日、障害者雇用促進法に基づく勧告や一連の指導にもかかわらず、障害者の雇用率が法定雇用率(1.8%)を大幅に下回ったままの7社の社名を公表した。

 コンピューター販売の「日本ICS」(大阪市)▽技術者派遣の「インクスエンジニアリング」(東京都中央区)▽美容業の「ビューティトップヤマノ」(同)▽足裏マッサージサロン経営の「RAJA」(同)▽情報通信サービス業の「日本サード・パーティ」(港区)▽靴販売の「アカクラ」(世田谷区)▽情報処理サービスの「関越ソフトウェア」(川崎市)。

 日本ICSは07年6月にも公表されているが、昨年12月時点でも雇用率は0.59%。他の6社も今年1月時点で0〜0.71%と大幅に下回っていた。【野倉恵】

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<夫絞殺>容疑の69歳妻逮捕 35年寝たきりの夫に頼まれ(毎日新聞)

 約35年間寝たきり状態だった夫を殺害したとして、埼玉県警岩槻署は26日、さいたま市岩槻区南下新井、無職、溝根久美子容疑者(69)を殺人容疑で逮捕した。同署によると、「夫に楽に死なせてほしいと何回も頼まれ、首を絞めた」と供述しているという。

 逮捕容疑は、25日午後9時45分ごろ、自宅寝室で、夫の貴照さん(78)の首をさらしで絞めたり、鼻と口をタオルでふさぎ殺害したとしている。同署によると、久美子容疑者は午後10時過ぎに「夫の首を絞めた」と自ら110番。貴照さんは病院に搬送されたが、約1時間後に死亡した。

 岩槻署によると、久美子容疑者と貴照さんは2人暮らし。貴照さんは約35年前、自宅で作業中に転落し、頸椎(けいつい)を損傷して寝たきり状態になったという。近くに住む男性(83)は「脚立から落ちて寝たきりになったと聞いている。奥さんもほとんど外出せず、介護が大変そうだった」と話した。【久保玲】

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旧特定局長を経営幹部に=郵政再編で−亀井担当相(時事通信)

 亀井静香金融・郵政改革担当相は22日、広島市内で開かれた中国地方郵便局長会の会合であいさつし、日本郵政グループの組織再編に合わせて旧特定郵便局長を経営幹部に登用する考えを明らかにした。日本郵政の斎藤次郎社長とも合意しているという。
 政府は郵政改革に伴い、グループ5社体制から3社体制に改める方針。亀井氏は会合後、記者団に対し、新体制発足に際して「今の経営陣が全員残るということではない」と述べ、大幅な人事刷新の可能性を指摘。併せて「(全国一律サービスは)旧特定局が支えている。その声を経営に反映していくのは大事なことだ」と語った。 

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漫画などの児童ポルノ規制 都、条例改正案を説明(産経新聞)

 東京都は12日、開会中の都議会に提出する子供との性行為を描いた漫画など“2次元”児童ポルノを規制する青少年健全育成条例の改正案について、都議会予算特別委員会で説明し理解を求めた。2次元児童ポルノの規制は全国初の試みで19日の総務委員会で採決される。

 改正案は、漫画やアニメ、ゲームに登場する服装などから18歳未満と想定されるキャラクターを「非実在青少年」と規定。こうしたキャラクターとの性行為を主題とする2次元児童ポルノの販売について、業界に自主規制を求めた上で、婦女暴行などの場面がある悪質な商品を「不健全図書」に指定、青少年への販売や閲覧を禁じる。

 一方、識者や漫画家などの間では、改正案に対して「行政による表現の自由の侵害」とする反発も根強くあり、12日の都議会予算特別委員会でも民主都議が改正案への反対を訴え、議会が紛糾した。

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【集う】早乙女貢さん一周忌しのぶ会(2月8日、東京・丸の内の東京会館)(産経新聞)

 ■歴史作家の“士魂”会津へ

 呵々(かか)とした笑い声が、パネルから聞こえてきそうだった。着流し姿に満面の笑顔。献花台は、参加者の供えたウメですぐさまにぎやかになった。「会津士魂(しこん)」などの歴史小説で知られ、平成20年12月に逝去した作家、早乙女貢さん(享年82)の一周忌しのぶ会は終始、和やかな雰囲気で執り行われた。

 戊辰戦争を戦った会津藩士を曾祖父に持つ早乙女さん。幕末の会津藩の悲劇を描いた「会津士魂」は単行本で正続21巻に及ぶライフワークで、平成元年には吉川英治文学賞を受賞した。

 あいさつに立った作家で日本ペンクラブ会長の阿刀田(あとうだ)高さん(75)は、二十数年前に偶然同じマンションに越したのをきっかけに、常任理事だった早乙女さんからペンクラブへの入会を勧められたエピソードを紹介。「入会後、『ペンクラブ会員証はアメックスより信用性がある』と祝福された。でもその後、言われたほどいい思いをしたことがない気がします」と笑いを誘った。

 この後、遺言に基づき遺品整理などに取り組む「士魂の会」メンバーで文芸評論家の高橋千劔破(ちはや)さん(67)が、相続した遺産を使って日本文芸家協会の富士霊園に眠る早乙女夫妻の墓を今夏、近藤勇の墓もある福島県会津若松市の天寧寺に移すことを発表。「会津は先生が『心のふるさと』と言い続けてきた土地。皆さんのご協力をお願いしたい」と話し、今後同市内に早乙女文学を保存・検証する施設の設立を目指すことも明らかにした。

 会場には、テレビドラマ「白虎隊」主題歌で歌手、堀内孝雄さんの「愛しき日々」が、繰り返し響いていた。“会津色”一色に染まった会場で、参加者は早乙女さんの写真や趣味だった絵を眺めながら、在りし日の人気作家に思いをはせていた。(三品貴志)

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